出産・育児
初めての妊娠・出産は誰にとっても未知のことで、我が子に会える喜びよりも時には不安が上回ることもあると思います。
私の場合、初めての妊娠が双子でした。
35週のときに帝王切開で出産しましたが、その少し前から動けないほどの痛みがありました。病院に行ったら「子宮口が開いている」と言われ、「あの痛みは陣痛だったのか」とその時に気が付きました。まだ生まれないだろうと思っていたので、陣痛だとは思いもしなかったです。
無事に生まれたあと、子どもたちはNICUでしばらくお世話になることに。
私は極度の貧血とお腹の傷の痛みが辛くても頑張ってNICUにも足を運びました。
赤ちゃんに会いたかったし、おっぱいをあげたかったんです。
『赤ちゃんがおっぱいをグビグビ飲んでくれる』ことを期待していました。
ところが、予定より4週間早く生まれた子どもたちは、まだおっぱいを吸う力も弱く、しかも私のおっぱいもまだ準備が整っておらずで、全く飲んでくれませんでした。
哺乳瓶であげても舐める程度。
想像していた幸せなイメージとは真逆で、「どうして?飲んでよ〜」と必死でした。
頭では「早く生まれたし、しょうがない」とわかっていても、涙がポロポロ…いや、ボダボタ。鼻水も止まらず。その状況に「どうしよ!泣き止まないと」とまた必死。
でもどうしても涙は止まらず、看護師さんを困らせてしまいました(笑)。
担当医にも、その状況を伝えると、「急激なホルモンの変化の影響だと思いますよ。出産は何が起きても不思議じゃないの」と言われました。
それを聞いて「そうだったんだ」と安心したものです。
そんな感情がジェットコースターのような時期はしばらく続きました。
産後、自分の体にどのような変化が起こるのか、どのようにそれに対処すればいいのか、誰に相談したらいいのか、そんなことは知りませんでした。
体はあちこち痛いし、ホルモン崩れて気持ちは不安定、そこに双子のお世話が重なった時、「これはきつい」と気が遠くなりました。
産後の母親自身の心身の状態について、教わる機会もないし、フォローも継続的には行われない(保健師さんが生後1ヶ月後くらいに訪問してくださいましたが)。
両方の祖父母のサポートがなければ、どうなっていたことか。
産後2、3ヶ月は継続的なフォローが必要であると強く思っています。
産後、母親の体や心にどのような変化が起きるのか、どのようなサポートが得られるのかを知ることはとても重要ですし、同じ状況にいる方たちとお話することでも、気持ちが軽くなります。
Alles Kinderでもそのような場を作れたらと思っています。今度は、ドイツで出産したときの産後のサポートについて書きたいと思います。


