Alles Kinder ×特別支援教育

臨床心理士の資格を取ってから、私は学校現場や子育て支援に携わってきました。心理カウンセラーとして日々様々なケースに出会います。日々、頭と心をフル回転です😁立場上、臨床心理学的な視点は大切にしていますが、それだけでは何かしっくりこないな、見立ての先にある支援にはもっと違う視点も必要なのでは…と考えるようになりました。

そう考えるようになったきっかけは、2022年の文部科学省の調査で、「通常の学級に在籍する小中学生の8.8%に学習や行動に困難のある発達障害の可能性がある」ということが示されたことです。感覚的に増えているなと感じることはもちろんありましたが、数字で示されるとなかなか衝撃的でした。学習や行動についての相談が増える中で、「支援」について考えるようになりました。心理師・心理士も特別支援教育についての知識が必要になるのではないだろうかと。そう思い立ったら行動に移すのは割と得意な方なので(😁)、特別支援教育士(通称 the Special Educational Needs Specialist)の資格取得に動き出しました。今年度から毎月2日間ガッツリ研修を受け、研修後小テストも受け、必要なポイントが溜まったら合宿に参加するなど、なかなかタフな感じですが、今後の支援のあり方について非常に勉強になります。資格が取れるまであと少しかかりそうですが、気合で頑張りたいと思います!(最短の1年とちょっとで取得したい!!)

特別支援教育と聞くと、小学校以降かなと思われるかもしれませんが、就学前のお子さんの支援にも役立てられるものです。「小学校入学までに平仮名、カタカナをマスターしないといけないのかな?」ーもちろんマスターできたならそれは素晴らしいことですが、文字や計算を学ぶ前に培っておくべきもの、耕しておく必要があるものはたくさんあります。机に向かって学ぶものだけではなく、あそびの中で学ぶものがたーくさんあります。

特別支援教育士の勉強をしながら、「小学校でこれは使えそうだな」とか「幼稚園でもこんな活動をやってみたいな」なんて考えていると、ワクワクが止まりません。

臨床心理学×特別支援教育を強みにしてAlles Kinderは活動していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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